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2010年3月13日 (土)

ボブ・ディラン@Zepp Osaka.

昨日は興奮しました。

伝説が目の前を通り過ぎていくような、
これは絶対に見逃してはいけないと分かるものが
目の前で展開されているような、
目をつぶった瞬間にもしかしたら消えてしまうんじゃないかと思うような、
体が奥底から打ち震えてくるような、
そんなあっという間の二時間でした。

半分ぐらいは何という曲を演奏しているのか
全く分からないままに終わってしまいました。
残りの半分のうちの半分も途中まで来てようやく分かったり、
イントロでうおぉぉぉーっ!という感じではなかったのですが、
それでもその曲を知っているとか知らないとかに関係なく、
サウンドそのものに大興奮でした。

最後にディランがメンバー紹介をするまで気がつかなかったのですが、
真ん中でやたらしゃがんだりうろうろしたりしながらギターを弾いていたのは、
チャーリー・セクストンでした。

他にギターがもう一人と、ベース、ドラム、スティールギター(時々トランペット)、
そしてボブ・ディランがキーボード、ハーモニカ、ギターという編成でした。
とにかくこの六人によるサウンドがゴージャスでした。

今日はさっそくiTunesで昨日のとおりのプレイリストを作って聴いているのですが、
アレンジがあまりに違うので何となくぴんと来ないというか、
昨日の興奮にそのままつながるということにはなりません。
でもそういう形でよみがえらせるまでもなく、
ちょっと目を閉じれば体全体で感じたあの興奮は思い出せます。

アンコールの一曲目が"Like A Rolling Stone"だったのですが
後半に入って演奏がちょっとブレイクしたところでボブが

 「ライカ・ローリン・ストン」

とぼそっと言った時、ぞくっとしました。
それまでも感じていたのですが、
様々な激動の時代を経て、いつの間にか50年近くも歌っていて、
そして今、21世紀版の"The Band"みたいな仲間とともに日本に来て
Zepp Osakaのステージに立つディランの大きさが
そっくり詰まった一言のように瞬間的に感じ、圧倒されたのだと思います。

昨日は二日目だったのですが、
初日とはセットリストがかなり違ったみたいです。
そうか、なるほど。異次元です。

行く前は、一回ライブに行ってみたいなあ、行けることになってよかったよ、
という程度だったのですが
これはもう、ボブ・ディランにはぜひ日本大好きになってもらって、
これからも何度でも来ていただきたいです。
チケットが高いとか、次はそんなことは言わないと思います。

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コメント

はじめまして!
私もライブいきました。よかったですね~。
こちらのページ、私のホームページにリンクさせてもらっても良いでしょうか? よろしくお願いいたします!

投稿: 西村 | 2010年3月14日 (日) 08時04分

西村さん、

コメントありがとうございます。

夢のような二時間でした。
すごいものを目撃してしまいました。

リンクの件、よろしくお願いします。
時々見せていただいていたサイトですので光栄です。

投稿: jd | 2010年3月14日 (日) 20時34分

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