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2009年6月30日 (火)

よし、できたっ!

今日のお昼前に提出しました。

実はもう昨日の夜の段階でできていたので、
今朝は、

 よし、提出するぞ、

と思いながらなんとなく読み返したり、
だらだらと踏ん切りをつけようとしていただけなので、
おかげで

 よし、できたっ!

という感動の瞬間を味わいそこねました。
だけど今回もいい仕事ができました。

おそらくこれから二ヶ月ぐらいかけて校正をやって、
今秋には刊行予定ということです。
緊張します。

だけどとりあえず締め切りも無事に終えることができたので、
午後からは明日から取り掛かるリーディングの準備と、
ここ数週間ちょっと溜めてしまっていた雑務の処理をしました。

PCの調子が芳しくないのが気がかりです。

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2009年6月29日 (月)

蚊の季節。

蚊の季節です。

気がつくと腕にぽちっと赤く腫れたところがあったり、
無意識のうちに掻こうとしてうまいぐあいに蚊を潰し、
爪の間に血が入ってちょっと黒ずんだ赤に染まったり、
何があったのか、畳の上に勝手にぽとりと落ちていたり、
一日に何回かは蚊との遭遇があります。

小さい時は、体が小さかったからか、
蚊に刺された痕はもっと大きかったような気がします。
爪で「+」の印もつけ甲斐がありました。

田舎の蚊は比較的大きくて逞しく、
竹やぶとか便所の裏とかにワイルドに生息し、
隙を狙って攻めてくるようなところがあったので
こっちも立ち向かう姿勢を取らざるを得ませんでしたが、
都会の蚊はエレベーターに乗ってやって来たりして、
そういう合理主義的なところも、
本気で相手にする気を失せさせます。

でも考えてみると、
そのつもりもないのにエレベータに乗ってしまって、
それまで経験したことのないような高い階で降りてしまったり、
あるいは車や電車に乗ってしまって、
何百キロも離れた全然知らない土地に来てしまったり、
そうなるともう一度同じチャンスに巡り合うまでは
不慣れな環境で生きないといけないわけだし、
都会の蚊は都会の蚊なりに大変な蚊生を送っているのかもしれません。

でもこれまで出会った蚊の中にもそういう蚊がいたかもしれませんが、
どれもこれも呑気にぶ~んと飛んでいるばかりで、
あまりその大変さに気づいていたようには思えません。

やっぱり蚊のことなんてぼくには何も分かりません。
そんなことより締め切りです。

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2009年6月28日 (日)

6ヶ月とか4ヶ月とか2ヶ月とかの話。

いよいよ明後日が締め切りです。

ということは6月が終わり、
今年の前半が早くも終わってしまうということです。

この6ヶ月はみっちりと今回の翻訳に費やしました。
6ヶ月を費やして仕上げることを前提に
この6ヶ月のスケジュールを立てたので、
予定通りではあったのですが、
その予定の立て方にちょっと問題があったなと、
今さらですがそんなことを思っています。

ぼくは二つ以上のことをなかなか同時にできないタイプなので、
この6ヶ月も今回の翻訳にかかりっきりで、
他のことにはほとんど手をつけることができませんでした。

だから、締め切りまでたとえ6ヶ月の余裕があっても、

 「4ヶ月で一冊」

というもう一つのぼくの基準というか前提というか目標を優先して、
後半の2ヶ月にもっと余裕を持たせておけばよかったと思うのです。

6ヶ月かけて出来た翻訳のレベルを落とさずに、
それを4ヶ月で仕上げる力をつけて、
その分、仕事のペースを上げていけるような工夫をしたいと思っています。

そのためにも、その前に、まずは明後日の締め切りです。

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2009年6月27日 (土)

仕上げの最中。

昨日に引き続き最後にざっと読み返しているのですが、
この時は一人の読者として読んでいる割合が高いことに気づきました。

翻訳中は初めから終わりまで読者を意識しないことはないのですが、
この最後に読み返す時に限っては、
読者を意識するというレベルではなく、
65%ぐらいは読者として読んでいるように思います。

ここまで来た時点で翻訳はだいたい完成しているのですが、
最後に読者として読んでみることで、
ちょっと視点を変えて推敲しているのだと思います。

これまではあんまり意識したことはなかったのですが、
どうやらそういうことのようです。
今日気がつきました。

そして今回の本ですが、
薄々は気づいていたことですが、
読者として読んでみて改めて分かったことは、
この本は面白いということです。

 なるほどな~、

とか思いながら読んでいます。

それにしても締め切りを三日後に控え、
ワクワク感が止まりません。

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2009年6月26日 (金)

完成間近。

とうとう最終の推敲も終わって、
いよいよ仕上げの段階です。

あと一回ざっと読んで、
細かいところを修正して完成です。

ただ、この最後に一回ざっと読むのが、
けっこう大変なんです。
もう何度となく読んできた自分の訳文を、
これで最後だと思って読むのですが、
訳文の流れが頭に入ってしまっていて、
本当ならここでちょっと寝かせる時間があればいいのですが、
今回はその余裕がないので、
このままあと二、三日で仕上げます。

最後までどうしようか迷っている箇所もちょっと残っていて、
そういうところも考えながら、
最後の一回を読み始めたところです。

完成まであと一息です。
どうぞお楽しみに!

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2009年6月25日 (木)

『羆嵐』

吉村昭の『羆嵐』を読みました。

大正4年12月12月9日に北海道天塩山麓の開拓村を突然襲った
体長2.7メートル、体重383キロ、年齢7、8歳の雄の羆による惨事を
描いたドキュメンタリーです。

本当に怖かったです。
漆黒の闇に潜む羆を想像してしまって、
夜読んでいると後ろとか向こうの部屋とかが気になって、
心臓に悪いです。

一軒目の被害が出てから、
被害地の住民と周辺地域からの応援部隊の間に温度差があったりしながらも、
知恵をしぼって逃げたり、警察の力に頼んだりするのですが、
銃器を携えて規律が取れたはずの数百人規模の警察隊が
一頭の羆の前では無力だったり、
醜態を晒しながら右往左往したり、
事件解決までには色々とドラマがあるのですが、
片がついてからもさらに壮絶なドラマがありました。

底知れぬ自然の厳しさとか、
土地に根づくということとか、
生かされている人間とか、
自然と人間とか、
そういうことを知る者と知らない者とか、
物語のタイプは違うけれど、
ぼくの好きな『リトル・トリー』をちょっと思い出しました。

そういえば『リトル・トリー』では倉本聰が帯の文を書いていましたが、
この『羆嵐』ではあとがきを書いています。
昭和52年に富良野の原生林の中に小屋を建てて移り住む前の日に
この本を読んだそうで、
まだ電気が引かれていなかった初日の夜は怖くて一睡もできなかったそうです。

あとがきは昭和57年に書かれているのですが、
当時を振り返りながら実際に現場に足を運んでいて、
事件が残した傷跡の大きさをさらに浮かび上がらせていました。

凄い本です。

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2009年6月24日 (水)

企む。

とうとう扇風機をつけるようになりました。

窓を開けて、扇風機をつけて、日中も快適です。
一年中吊り下げっぱなしだった風鈴が久しぶりに鳴ったり、
じわじわと汗をかきながら豆乳を飲んだりグレープフルーツを食べたり、
いかにも夏!という感じがします。

だけど最近はこの程度ではまだまだ夏とは呼べず、
ここからぐんぐん気温も湿度も不快指数も上がり、
扇風機や風鈴程度ではごまかしきれなくなるはずです。

まあでも、そんな程度ではぼくを止められません。
このまま6月末の締め切りを突破して、
7月のリーディングもばりばりやって、
8月には何をやらかしてやろうか。

夏が待ちきれません。フフフ。

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2009年6月23日 (火)

あと一週間。

まるで締め切り月とは思えないほど、
今月に入ってから翻訳について何も触れていませんが、
大丈夫です。

先月から色々とありすぎて、
当初の予定通りというわけにはなかなかいかず、
そして気がつけばあと一週間となりましたが、
順調に完成に向かっています。

ただ、最近は暑さのせいか、
眠くてしょうがありません。

でも、そうか、そういえば締め切りの月は
いつもこうやって眠い目をこすりながらやっていたなあ、
と思い出しました。

最後の最後まで時間を有効に使って、
最高の翻訳をみなさんにお届けします。

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2009年6月22日 (月)

新しい毎日の始まり。

今朝はひどいどしゃ降りでした。
久しぶりに傘をさして出かけました。

昨日と一昨日の週末は、
意を決して『ブルーノートブルース』と『完全復活祭 日本武道館』を観て、
滂沱の涙を流したのですが、
今日の雨はその名残りかもしれません。

でも、

 何かに押しつぶされそうなHeavyな夜もあるぜ
  :
 でも見上げてみるのさ この広い夜空を
 Ah, 雨を止めてくれるのは どんな神様……
 ("Who'll stop the rain" by 仲井戸"chabo"麗市)

という感じです。

雨がやんでもやまなくても、
ぼくは大丈夫です。
怖いものがなくなりました。

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2009年6月21日 (日)

カラスと孔雀。

毎日、朝っぱらからカラスがやかましいです。

もっと夏になると木の幹に蝉が何匹もとまっていて
シャワーのように降ってくる鳴き声にまみれることになりますが、
あれに匹敵するぐらいの密集度で電線や屋根のうえにとまっていて、
ガーガーと喚いています。

けっこう大きいし、
羽ばたくとその音も大きいし、
それが群れをなしている下を通らないといけないとなると、
ちょっとビビります。

今日は近くのドラッグストアに行った帰りに
そういうエリアを通ることになったので、
ちょっと迂回する形で公園の方に入っていくと、
その公園でインド孔雀というのが飼われていて、
これは一羽だけだったのですが
長い尾の部分も入れるとかなりのサイズで、
近所なのにこういう珍しい鳥がいることを知らなかったので、
近寄ってまじまじと見ていると、

 ケェーッ!

と甲高い大きな声で鳴かれ、
ビビりました。

孔雀は尾や首の辺りの彩りが美しくて思わず見とれてしまいますが、
頭のてっぺんにキノコみたいな冠羽が二、三本生えていて、
あれもよく見るとかわいいです。
でも不用意に近づいていくとケェーッ!と鳴かれるので要注意です。

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2009年6月20日 (土)

掛け声。

近くのスーパーに行くと、
働いている人の数だけ「いらっしゃいませ」の言い方があります。

 「いらっしゃいませいらっしゃいませ~え」

とか、

 「いらっしゃいませ、どーぞー」

とか、
妙に甲高かったり、
繰り返し聞かされているとなんだかおかしくなってきて
笑ってしまうような言い方だったり、様々です。

そして今日は新しい人なのか、
ぼくが初めて聞いただけなのか、

 「へい、いらっしゃい、らっしゃい、っらっしゅあー!」

と、最後の方は「ラッシュアワー」と言っていたような気もするぐらい、
オリジナリティ溢れる「いらっしゃいませ」を高らかに叫んでいる人がいました。

客に対してよくいらっしゃいましたの気持ちを伝えているというよりは、
自分の士気を高めるためなんじゃないかと思うような言い方で、
少年野球の時の掛け声を思い出しました。

少年野球をやっていた頃も、
本当のところは自分でも何と言っているのかよく分からないままに、
たぶん、

 「さあ、来ーい!」

と言っていたんだと思うんだけど、
もはやそんな原形は留めず、

 「さいうぉーい!」

とか、

 「うぉいーっ!」

とか、

 「おぃーっ!」

とか、そんな様子を見ていた熱心な父兄が、

 「うぉいうぉいうぉいーっ!」

とか、

それがアクセントの位置とか伸ばす位置とかが人それぞれだから
バリエーションがさらに増え、
しかもチームによって原形が違ったりするから、
複数の少年野球チームが集まった中学の野球部では、
他のみんなが何と言っているのか分からなかったり、
引っ越して新しいチームに所属した当初は
掛け声がそれまでと違うために恥ずかしくて何も言えなかったり、
野球そのものとは違うところで大変だったりしました。

そんな何十年も前のことを、
今日の店員さんは一瞬のうちに思い出させてくれました。

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2009年6月19日 (金)

『ブーアの森へ』

CCCDなのでiTunesには取り込めないものと思い込んでいたのですが、
他は全曲リピートして聴いているのにこれだけ聴けないというのも落ち着かず、
ものは試しと思ってやってみると、
何の問題もなくあっさりとインポートできました。

そういえば以前も斉藤和義の『NOWHERE LAND』を取り込もうとして失敗し、
続いてもう一回やってみると成功したり、
ストーンズの『a bigger bang』は何度やってもダメだったり、
イマイチCCCDというものが分かりません。

で、この『ブーアの森へ』ですが、歌も朗読も絵本も素晴らしいです
(↓左のCDに歌と朗読が収録されていて、右は絵本です)。

  

 木のぼりの好きなしょうくんが森に遊びに行くと、
 ピンク色に光っている木があって、
 そこに箱があり、
 中には目の色がくるくると変わる不思議な生き物が入っていて……

というようなストーリーです。
物語を作ったのは「せがわきり」さんという方で、
清志郎さんは絵を描いています。

環境問題がテーマで、
地球への誠実なメッセージ、子供たちへのどしどしぶ厚いメッセージが、
かわいいストーリー、かわいい絵に込められています。
ギターを絵筆に持ち替えた清志郎さんの絵は
色使いも表情もとても豊かで、大胆で、活き活きと力強く、圧倒されます。
しょうくんの泣き顔なんか、もうサイコーです。

CDに収録されている朗読でも、
清志郎さんはナレーター、木の精、池の魚、カラス、
と一人四役を、それぞれ非常に個性的に、楽しそうに演じています。

 「しょうくんがわらうと森に虹がかかりました。」

というところが印象的です。
しょうくんは今では清志郎さんのようにも思えるし、
ぼくたちみんなのことのようにも思えます。

世界中の人がわらうと、空には虹がかかるのだと思います。
それが清志郎さんが夢に描いていた愛と平和の世界だとしたら、
虹は清志郎さんの笑顔なのかもしれません。

なんつって。

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2009年6月18日 (木)

『激しい雨 (2006.05.14 Private Session)』

『Oh! RADIO』のカップリング曲は、
2006年の5月にチャボとコーちゃん、そして伸ちゃんと四人で
ロックンロール研究所に集合して録音した

 『激しい雨』(作詞・作曲:忌野清志郎 & 仲井戸麗市)

です。

 Vocal, Piano, Alto Sax: 忌野清志郎
 Electric Guitar: 仲井戸麗市
 Drums & Tambourine: 新井田耕造
 Acoustic Guitar & Bass: 三宅伸治

その5ヵ月後にリリースされた『夢助』に収録されたバージョンは、
プロデューサーとして迎えたスティーブ・クロッパーのアレンジもあって、
当初チャボさんの頭にあった

 「半分はメンフィス系で、半分はストーンズ系のラフで荒々しいロック」

に比べて「おとなしめ」の出来上がりだったようです。

そういう経緯を経て、
2008年の2月10日に日本武道館で聴いた『激しい雨』は、
二人の心の中で鳴り続けていたRCをベースに、
現在のキヨシローとチャボと、クロッパーさん、
そしてNew Blue Day Hornsが一緒になって完成させた、
サイコーにカッコいいロックンロールでした。

だから今回『Oh! RADIO』にカップリングされたプライベート・セッションは、
『夢助』を経て日本武道館で完成を見た『激しい雨』の初期のデモバージョン、
という位置づけで聴いています。

何かが生まれるという確信をきっと掴んでいたと思われる空気が溢れています。
チャボさんはきっと、
真面目な顔をしながら嬉しすぎる気持ちを噛み締めていたんだろうなとか、
コーちゃんは帰るべきところに帰ってきたと感じていたかなとか、
伸ちゃんはようやく自分も大人の仲間入りができたと喜んでいたかなとか、
清志郎さんはちょっと微笑ましいサックスを吹きながら、
この曲をファンの前でバリバリに披露する日のことを色々企んでいたんだろうなとか、
そういう夢がいっぱい詰まっています。
そしてやっぱり何よりも、文句なしにカッコいい曲です。

チャボさんが「荒々しさ」と言っていたのはたとえばこの辺りのことかな、
と思うようなネイキッドなギターのフレーズがあったり、
これを清志郎さんが弾いているのかと思うピアノが印象的だったり、
コーちゃんのドラミングがどっしりしていたり、
バンドとしての結束を感じます。

このプライベート・セッションがレコーディングされた日は、
日本武道館でのあの感動の種が撒かれた日だったのかもしれません。
メンフィスの風に吹かれて育った『激しい雨』は、
永遠のロックンロールとしてぼくたちの心の中で大輪の花を咲かせています。
咲かせっぱなしです。

 何度でも夢を見せてやる

というのは本当でした。

なんだか前向きになれる予感がしてきました。
勇気が湧いてきます。

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2009年6月17日 (水)

『Oh! RADIO』

清志郎さんのニューシングル『Oh! RADIO』を聴きました。

 Vocal, Electric Guitar, Acoustic Guitar, Bass, Drums & Blues Harp; 忌野清志郎

です。
切なくなるほどいい歌です。
清志郎さんのブルースハープが堪能できます。

 「繋がっているのは 曇った空だけじゃなくて
 ぼくらの心、そう、いつも何処かでひとつさ、きっと Woh Woh」

遠く離れていても、
大好きなあのナンバーをみんなのアンテナでキャッチして想いを一つにしよう。
愛と平和への想いをみんなで共有したい。
愛する人への想いを分かち合おう。
そんなメッセージとして聞こえます。

そんなメッセージを、
このジャケットのように虹の彼方から
清志郎さんが届けてくれたのかと思うと、
嬉しくて、切なくて、涙が出てきます。
ホントにいい歌です。
しみじみと染み入ります。

ただ、この曲を清志郎さんはたった一人でレコーディングしたのだと思うと、
寂しくなってしまいます。

でもそれは清志郎さんが意図したことではないわけで、
何度も何度も聴いて、たっぷりと聴きこんで、
この曲が本当に持っているメッセージやリズムを
純粋に感じられるようになりたいと思います。

何処かできっと、繋がっているのです、ずっと。

 
そしてクレジットに

 Co-director; 栗原竜平

とあるのを見て、寂しい気持ちが少し和らぎました。

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2009年6月16日 (火)

『羆嵐』

週末とかちょっと時間の空いた時に、

 吉村昭の『羆嵐』

を読んでいます。

大正4年12月に起きた日本獣害史上最大の惨事、
冬眠の時期を逸した一頭の羆が、
北海道天塩山麓の開拓村を襲うのですが、
本当に恐ろしいです。

10年ぐらい前に一度読んだことのある本なのですが、
この先どうなっていくのか覚えていないので、
村の人々と同じように恐怖に怯えながら読み進めています。

淡々とした筆致が出来事の不気味さを際立たせているようにも感じます。
ものすごい臨場感です。

ぼくのよく行くアウトドアショップなんかには、
大きな熊のぬいぐるみにTシャツを着せてあったり、
熊がかわいくこっちを向いて笑っているデザインのTシャツがあったり、
熊がうわっと手を広げたところをデザインしたTシャツがあったりしますが、
今はとてもそんな気分にはなれません。

だけど、人間の側から見た羆や自然の恐ろしさを読み取っていっても、
それはもしかしたらこの本を読んだことにはならないのかなあ、
なんて思いながら読んでいます。

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2009年6月15日 (月)

『本人vol.10』

太田出版から出ている

 『本人』

という雑誌のvol.10で清志郎さんが特集されています。

写真が数点と、
以前『Quick Japan』という雑誌で八回にわたって連載されていた

 「ロックで独立する方法」

の第六回「独立は自由か面倒か?」が掲載されています。

写真はオフショットというか、
メイクもしていない普段着の清志郎さんで、
佇まいや表情がカッコいいです。
憧れちゃいます。

「ロックで独立する方法」は、素晴らしく読み応えがありました。
ふむふむと何度も大きく頷きながら、
自由の重みを噛み締めさせられました。
ぜひ全八回分をまとめて発売してほしいなあと思います。

全部で280ページ強の雑誌で、
清志郎さんの特集は写真も含めてほんの20ページ程度なのですが、
十分に読む価値ありです。

さらに、

 『小説推理』

という雑誌の7月号には、

 「スイートソウル自転車随想記」

ということで過去に六回にわたって連載されていたエッセイ、
「忌野清志郎のL.S.D.」が全て再掲されています。
自転車に関することから『夢助』のレコーディングを控えての心境まで、
清志郎さんの当時の日常に対する想いが自由に綴られていて、
こちらも非常に興味深く読みました。

さらにさらに、1987年に発売され、93年に文庫本にもなった

 『忌野旅日記』

が見事に復刊されています。

これは三浦友和や、坂本龍一、ブロックヘッズ、細野晴臣、井上陽水……、
といった清志郎さんのゴキゲンな仲間たちを紹介した本で、
どんな大御所たちも清志郎さんにかかれば
些細なエピソードも逃さずネタにされてしまっています。
これも清志郎さんの普段の観察眼や発想、姿勢に感激すること間違いなしです。

以上、最近のオススメの三冊でした。

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2009年6月14日 (日)

『Live...Recorded September 14, 2007』

昨日はライブ会場で販売していたジム・ビアンコのCDを二枚購入したのですが、
どちらもいかにも自主制作といったCD-Rで、
おそらく一般には流通していないものです。
一枚はうちのBOSEでは再生できず、
PCでDatePodに取り込んでようやく楽しんでいるぐらいです。

一枚は前回の来日ライブの様子を録音した

 『Live...Recorded Sepetember 14, 2007』

そしてもう一枚は2006年制作のサード・アルバム

 『Steady』

です。
どちらもジムたちの息吹までパッケージされたような生々しさで、
カッコいいアルバムです。

そして昨日のライブでカッコよかった曲はこれかな、
と思うものも何曲か収録されているのですが、
やっぱりライブで聴くのとでは迫力が違い、
そういうことを思うにつけ、
昨日の環境は観ている側も演奏に集中できず、
最悪だったなあと思います。

そして昨日は驚いたことがあったのですが、
ジム・ビアンコは大柄な人だったのです。
これまでCDのジャケットや、
HPに掲載されている写真や映像でしか見たことがなかったのですが、
なんとなく小柄な人を想像していたのです。

それが実際に本人を目の前にすると、
もう見上げるぐらいに大きくて、
腕なんかもワニ・ハンターかと思うぐらいぶっとくて、
しかも後の二人も負けず劣らず大きくて、
その三人が途中でぼくたちのテーブルに来て、
ちょっとアンプラグドな感じで1曲演奏したりするもんだから、
それは夢かと思うぐらい嬉しくて幸せなことだったんだけど、
その間ぼくはサイズに圧倒されて
けっこう緊張した笑顔を貼り付けていたと思います。

ライブを観てそのアーティストをさらに好きになれるというのは、
とても嬉しい体験です。


*HPで紹介されているビデオはこちら >>> ジム・ビアンコのビデオ

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2009年6月13日 (土)

Jim Bianco Japan Tour 2009.

今日は甲子園のJoe Guyというバーで行なわれた
ジム・ビアンコのライブに行ってきました。

カウンター席とテーブル席を合わせて
30人も入ればいっぱいのバーで、
まさかそんなところとは知らなかったのでびっくりしました。

少し早めに到着すると本番前のリハーサル中で、
その様子も間近で見てしまいました。
小さなライブハウスよりもさらに小さなバーで、
ジム・ビアンコたちからほんの2メートルほどしか離れていないテーブル席に着き、
他のお客さんたちはどうやら馴染みの人たちばかりという中、
かなり緊張しつつ、ビールをちびちびと飲みながら開演を待ちました。

そして待ちわびたジム・ビアンコのライブが始まったのですが、
今回の編成は

 ジム・ビアンコ:ボーカル、ギター
 ブラッド・ゴードン:アコーディオン、クラリネット、キーボード、トランペット
 ジェイソン・ピプキン:ドラム

という三人で、いきなりものすごい迫力でした。
ボーカルの声量にもドラムの迫力にも、
たくさんの楽器を次から次へと奏でるブラッド・ゴードンの多才さにも、
ただただ圧倒されました。

数年前にジム・ビアンコを知って以来、
CDではずい分と聴いてきましたが、
今日のライブでさらに好きになりました。

腹の底から振り絞るように声を出して歌い、
ギターを時に繊細に、時に大胆に、時にユーモラスに、
まさにエンターテイナーでした。

ジムを支える二人との関係も見ていて心地よく、
いいバンドだなあと思いました。

ただ、どういう経緯があったのか、
途中で10分の休憩が入った時に
それまではいなかった団体客ががやがやと入ってきて、
演奏しているのもお構いなしでゲラゲラとしゃべり出し、
狭いバーなのでジム・ビアンコたちもやりにくそうだったし、
演奏を楽しみにしてきたぼくたちも不愉快だったし、
後味の悪さが残ってしまいました。

次は仲間たちとお酒を飲むのがメインではなく、
ライブを楽しむのがメインのライブハウスでやってほしいと思いました。
音楽が好きな人たちが集まれば確実に盛り上がるはずです。
素晴らしい演奏だったのに、
せっかくのライブが今日は本人たちにも失礼だし、
ぼくたちも残念だったし、もったいなかったです。

だけどそんな劣悪な環境でも
最後まで最高のパフォーマンスを見せてくれた彼らは、
本当のプロフェッショナルだと思いました。

帰りにCDを買って店を出ると、
本人たちが店の外にいたので、
ジャケットにサインをしてもらいました。
三人とも快くサインしてくれるナイスガイたちでした。

ジム・ビアンコが日本でも大ブレイクするのはきっと時間の問題です。
どこかでCDを聴く機会、ライブを観る機会があれば、
それは逃すべきではないと強く思いました。

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2009年6月12日 (金)

怖い夢。

今日は怖い夢を見ました。

身体が突然変異し始めた集団の中に、
自分も含まれていると告げられたのです。

最初のうちは自分では気づかないのですが、
そのまま変異してしまうと人間でなくなってしまうとかで、
徐々に何となく人間ぽくない感覚が研ぎ澄まされてきたり、
身体能力が妙に発達してきたり、
なんだか動物っぽくなってきているのが徐々に分かってくるのです。

それを自覚症状のない時に告げられ、
放っておくととんでもないことになるとかで
緊急の捕獲対象となってしまうのです。

事態を把握できないままに、
このまま掴まってしまうのはイヤだということで、
ぼくを含めた突然変異の対象集団は逃げ出すのですが、
もちろん追われて、バラバラになって、
そのうち味方のような頼もしい人たちも現れて、
その人たちと追っ手との間にも何やら抗争のようなものがどうやらあって、
自分は関係ありませんよ~みたいな感じで逃げたりしつつ、
逃げたところで変異していく身体はどうしようもないみたいな、
そんな感じの夢でした。

舞台は山間に建てられた美術館に併設されたような集会所に始まって、
そこから逃げ出して山を飛び谷を越え、
町に出るとデパートとか商店街の賑わいがなんとなく昭和で、
人がわんさかいるデパートに逃げ込み、
ここなら大丈夫と高を括っていると、
追っ手はどうやら人ごみの中でもぼくたちを認識できるみたいで、
逆にぼくが誰から逃げればいいのか分からなくなり、
今度はそのデパートから脱出するのが大変で
地下の倉庫に逃げ込んだり、
そこから天井裏に隠れたと思ったらさっきまでいた一階に出てしまったり、
どうにか外への脱出を試みながらも追っ手に追い詰められていくといった、
とても恐ろしい雰囲気だけは覚えているのですが、
夢の中ではもっと細かいところまでリアルで、
だからもっと怖くて、
目が覚めた瞬間は

 この夢はどうしても覚えておきたい、

と強く思ったのですが、そう思えば思うほど、
夢の記憶が頭の中のどっかからすり抜けていくのでした。

覚えていれば面白い日記が書けたのに、残念です……。

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2009年6月11日 (木)

『This Dream Of You』

 "How long can I stay in this nowhere cafe
  'Fore night turns into day
  I wonder why I'm so frightened of dawn..."

 「夜から朝になるまでに、
 どれだけこのくだらないカフェで過ごしていられるだろう
 なぜだか、夜明けの訪れを恐れている……」(訳:ぼく、以下同)

ディランのニューアルバム『Together Through Life』に収録されている
「This Dream Of You」の最初の部分です。

翻訳のBGMとして流しているだけで、
まだじっくりと聴いていないんだけど、
リピートしていてもこの曲がふと気になることが多くて、
ちょっと翻訳の手を休めて聴いてみました。
そしてこのオープニングで一気に引き込まれてしまいました。

すごいストーリーテラーだと思います。

 何があったんだろう?

と思わされます。
そしてすぐに、この歌がものすごくロマンティックでメランコリックなことに
気づかされます。

アルバムリリース前のインタビューの中で、

 "They (My listeners) feel style and substance in a more visceral way
 and let it go at that.  Images don't hang anybody up....(中略)...
 Images are taken at face value and it kind of freed me up."

 「リスナーが様式と中味をこれまでに比べて素直に感じ取ってくれていて、
 深読みすることがなくなったようだ。
 イメージに囚われることがなくなったんだ…(中略)…
 言葉をそのまま受け止めてくれるから、おかげで自由になれた気がする」

というようなことも言っているのですが、
今回のアルバム全体を通してなんだか自由の風を感じるのは
そのことと関係があるのかもしれないし、
このインタビューを読んだうえで聴いているからそう思うだけなのかもしれないし、
アルバム制作のきっかけとなった映画に関係があるのかもしれません。

いずれにしても、
1曲目の"Beyond Here Lies Nothing"『この先には何もない』とか、
2曲目の"Life Is Hard"『人生は大変だ』とか、
タイトルだけでもイメージが具体的です。

思い浮かぶイメージも具体的だし、
それは映画の中に見た主人公なのか、
それともディラン本人なのか、
人物の心象風景としても具体的です。

聴きごたえがあるのはいつものことなのですが、
今回はひとまず今日で中断して、
明日からはしばらくジム・ビアンコを聴くことになるはずです。

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2009年6月10日 (水)

余裕。

雨の日が続いていて、
ちょっとずつ蒸し暑くなっているような気配もびんびん感じるのだけど、
それはそれでいいような気がしてきました。

じめじめした時期の到来を疎ましく思ったり、
その先の真夏日や熱帯夜を思ってふさぎ込んだり、
そんなことでおろおろしていた時期もあったけど、
よくよく考えて見るともうたいていの気象条件は経験してきたはずだし、
嫌がらなくても余裕で対応可能だということに気がつきました。

暑い暑いと言いながら翻訳した日のことも覚えているし、
じめじめするので風鈴目がけて扇風機を回しながら翻訳したこともあるし、
猛暑だ何だと言ったところで、
結局はだいたい乗り切れます。

なんてことをいちいち考えたわけではないけれど、
なんとなく気持ちが前向きになっているというか、
失うものは何もないというか、
きっとこれが集中力っていうんやろうな、というか、
いい感じで毎日過ごせているんです。

今月はこのままこの調子で頑張ります。

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2009年6月 9日 (火)

『Toghether Through Life』

今週末はジム・ビアンコのライブがあるので、
そろそろ予習を始めないと、と思っていた矢先に、
ボブ・ディランのニューアルバム、

 『Together Through Life』

が届きました。

日本盤、輸入盤にそれぞれデラックス・エディションとか初回生産限定盤とか
色々あって、付属してくるボーナスCDやDVDの内容が違っていて、
どれを買えばいいのか本当に悩ましく、
最近はこういう売り方というか発売方法も珍しくないけれど、
ファンにとってはあんまり有り難くない傾向だなあと思ったりしつつ、
タワーレコードのポイントが貯まっていたのでそれで予約したところ、
予約のタイミングが良くて結局送料もかからずに
800円ぐらいで買えたのでした。

そんな感じで、もちろん楽しみではあったんだけど、
心の底から楽しみにできていたかというと、
なんとなくそういう要らないところで引っかかることもあったりして、
だからディランのニューアルバムだというのにドキドキすることもなかったりして、
だけど届くとやっぱり嬉しく、
プレイボタンを押すとやっぱり

 「おお、かっちょええ」

と連発のニューアルバムでした。

オリヴィエ・ダアン監督の『My Own Love Song』という映画のために
一曲書くことになって、
それからこの映画にインスパイアされて、
一曲にとどまらずアルバムが一枚できあがったそうです。

まだ聴き込んではいませんが、
ぶっきらぼうにも感じられるディランのボーカルも含めて
素朴でしみじみと染み入るような感じです。
アコーディオンの音も印象的です。
ゆったりとしているというか、メロウな雰囲気が漂っています。

ジム・ビアンコは一夜漬けになりそうです。

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2009年6月 8日 (月)

外で翻訳。

もう数ヶ月前のことだけど、
ノートPCがあんまり快適じゃなくなってきて、
そのうちもっぱらデスクトップPCで作業をするようになり、
以来、ノートPCはほったらかしのままです。

外でもどこでも同じPC環境で翻訳できるようにと思って
イーモバイルにも加入し、
データや何かのやり取りもネット経由でできるように
ちゃんと設定していたんだけど、
結局ノートPCを外に持ち出すことは、
これまでのところほとんどありませんでした。

ノートPCの調子がイマイチだからという理由だけでなく、
ぼくに余裕がないんだと思います。

いくら使えるノートPCがあっても、
勝手のよく分からないカフェでは翻訳に没頭できず、
何回か挑戦した時も、
すぐにソワソワしてきて、
早く帰りたくなってきて
実際に早く帰ってきていました。

でもこれは性格というよりは慣れの問題だと思うので、
比較的余裕のある時はノートPCを持って外に出て、
外ながら快適な環境を探す努力をして、
そういう場所を確保しておくようにしたいと、
もうかなり長い間思っています。

だけど目星をつけたカフェやなんかがあったとしても、
行き来に時間を使うなら少しでも翻訳の時間を、
とセコいことを考えてしまうので、
そもそも外での翻訳はぼくには難しいのかなあという気もします。

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2009年6月 7日 (日)

ラストスパート。

今月に入って最後の推敲をしている最中なのですが、
これがいつものごとく、絶好調なのです。

まだもうちょっとしっくりきていない箇所がけっこうあって、
そこを重点的に見ていって、
その後でもう一度最後に全体を見直す予定なのですが、
今はしっくりきていない箇所を順調に消していっているところです。

今回は6ヶ月もの期間があったので、
順調に締め切りを迎えられて当然なのですが、
その割にはたとえば4ヶ月で仕上げた時と比べて
2か月分の余裕があったかと言えばそういうこともなく、
期間が長いと今度は変なゆとりができてしまうのか、
どこかで勢いをそがれてしまうのか、
きっと無意識のうちに何か意識してしまっていたことがあるのだと思うのですが、
もしかしたら今回も進め方に反省点が残ったのかもしれません。

でも本が違えば同じように進むはずもなく、
反省すべきはスケジュールに関してではなくて、
翻訳を前提として本を読み込むことと本を楽しむということのバランスとか、
翻訳をするうえでのそもそもの姿勢のようなところにあるのかもしれません。

その点についてはまた締め切り後に考えるとして、
とにかくあと三週間ちょっとです。
きついはずだけど、いい感じで集中できているし、
一番楽しい時期でもあります。

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2009年6月 6日 (土)

モンドセレクション。

「モンドセレクション」と言われて真っ先に思い出すのはブルボンのピッカラですが、
大阪の中津にある

 「エストジュール」

というパン屋さんで作られている食パンが、
モンドセレクションの金賞を受賞したようです。
さらにはラスクも銅賞を受賞したということです。

お菓子の賞だとばかり思っていたのですが、
どうやらそうではないようで、
モンドセレクションというのは、ベルギーの政府系民間組織が
ワインやビール、その他飲料、食品、菓子などの食品部門、
さらにはタバコや化粧品など非食品部門を対象に、
技術水準の高さを認証したものということです。

ここの食パンは時々食べるのですが、
本当においしいです。
自然と笑みがこぼれるおいしさです。

バターを塗りたくったり、
ベーコンエッグを挟んだりしなくても、
しっとりしていて、
ほんのりと甘く、
微かに酸味も利いていて、
食パンがすでにおいしいのです。

エストジュールのHPを見ると、
美味しさの秘密は、

 「食パンの生地にハワイのYAMIヨーグルトを使用していること」

とあります。
酵母菌だけでなく、乳酸菌を加えることで
決めの細かい生地に仕上げているのだそうです。
決めの細かさも食感として確かに感じます。

狙いどおりの効果を生み出せる技術というのは、
相当のものだと思います。
頭の中のイメージを紙の上に書きつける
モンドセレクション・レベルの技術を身につけたいと思います。

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2009年6月 5日 (金)

晩成。

近所のスーパーの敷地の隅っこに草がぼうぼうと生えた一角があって、
そこに街灯が立っていて、
夜になると寒々しい光を放ち、
その周りを虫がぶんぶん飛んでいたりするのですが、
あれを見るたびに、
小学校低学年の時に野球をしていたグラウンドを思い出します。

外野をぐるりと山に囲まれたそのグラウンドには
確か最初の頃は照明灯がなく、
夜になるとそれこそ真っ暗だったんだけど、
途中で念願の照明ができ、
虫が見事にバチバチと焼け死んでいたのです。

 カブト飛んでこんかなあ……、

と思いながら見上げていた記憶があります。

17打席ぐらいノーヒットが続き、
ヒット性の当たりの場合は「0.5安打」と記録していたり、
俊足をぶっ飛ばしているつもりなのに
連合運動会でなかなか一等になれなかったりした頃のホームグラウンドです。

それでも自信を失うなどということが全くなかったところなんかも、
今と変わっていない気がします。

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2009年6月 4日 (木)

『Moomin 4』

『Moomin 4』を読んでいます。

 ムーミン・パパが時計とミシンを掃除するために
 二ついっぺんに分解し、
 組み立て直したらなぜかタイムマシンができてしまい……、

というような話で始まりました。

こっちは色々あってそんな呑気な気分なんかじゃないというのに、
まったく、癒されます。
常に自分のペースというのはすごいことです。
そういう意味でもムーミンはすごいです。
特にムーミン・パパはすごい。

最近はダンディーな男のお洒落アイテムとして
帽子が気になっているのですが、
ムーミン・パパもそう言えば……。

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2009年6月 3日 (水)

『Oh! RADIO』

ヤッホー!

と呑気に喜ぶ気分でもないのですが、
清志郎さんのニューシングル、

 『Oh! RADIO』

が今月の17日に発売になります。

この素晴らしいジャケット!
空に二本の虹が出ていて、
そこに清志郎さんが手を差し伸べています。
ステージの上で、

 「想いよ、届け!」

とばかりに手をオーディエンスに向けて目一杯に差し出し、
喉を震わせ、魂の叫びを力の限りに解放していた
清志郎さんの仕草を思い出します。

このジャケット・アートの壮大さは、
ジョン・レノンのアルバムの中に紛れていても分からないと思います。

B面には『激しい雨』のプライベート・セッション、
つまり『夢助』が出来上がる前の音源が収録されるということです。

 Vocal, Piano, Alto Sax: 忌野清志郎
 Electric Guitar: 仲井戸麗市
 Drums & Tambourine: 新井田耕造
 Acoustic Guitar & Bass: 三宅伸治

というメンバーが清志郎さんのプライベート・スタジオ、
「ロックン・ロール研究所」に集合し、
2006年5月14日に録音されたもののようです。
「キヨシローん家」に古くからの友達が集まって、
来たるべき夏の祭典に向けてワイワイやってたのかなあ、
なんて考えてしまいます。

集結した最強メンバーの勢いと文句なしの実力が
きっと感じられるシングルレコードになっているはずです。

清志郎さんが全ての楽器を一人でこなしたA面の『Oh! RADIO』も、
みんなで作り上げたB面の『激しい雨』も、
どちらもきっとバリバリの大ヒットナンバーになるに違いありません。
楽しみです。

だけどその前に、明後日の5日には、
ロッキング・オンの特別号が発売です。

この鋭い目。
1988年の頃の写真だそうです。
この目の奥に秘めた無限の力を感じます。

ラジカルで、エッジーで、イノセントで、ピュアで、アグレッシブで、
シャープで、シャイで、タフで、ラフで、ソウルフルで、
深くて大きな側面をいくつも持つ清志郎さんのことを少しでも知るには、
これはきっと必読書です。

締め切り月だというのに、忙しくなりそうです。

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2009年6月 2日 (火)

賑やかに過ごす。

今回もどうやら順調に締め切り月に突入できたようです。

本格的なラストスパートは来週からになりそうですが、
その準備期間としての今週をどう過ごすかということが大切なわけで、
今日はまず髪を切ってもらってきました。

これからの蒸し暑い季節、
もさっとしていると集中力の低下につながることは
これまで嫌というほど思い知らされてきたので、
今回はまだ余裕のあるうちに切ってもらってきたのです。

今月はもちろん締め切りという大きなイベントを控えているのですが、
来月のリーディングも少しずつ始めていきたいし、
その他にもどうしても読みたい書籍やどうしても聴きたいCDの発売日が目白押しで、
賑やかな一ヶ月になりそうです。

忙しく過ごせるということは、何はともあれいいことです。

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2009年6月 1日 (月)

6月。

昨日5月が終わったばかりだというのに、
さっそく6月が始まりました。

予定より半日遅れで二度目の推敲を終え、
データの修正に入ったところです。
今週中にいよいよ最後の推敲、調べものに入り、
そして仕上げです。

来月中旬締め切りのリーディングの仕事もさっそくもらったので、
機嫌よく月末の締め切りを目指せそうです。

今回の翻訳も少し変わった面白い小説だし、
来月のリーディングもパラパラと見る限りでは
とても興味深く読めそうな本で、今から楽しみです。

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