昨日は久しぶりに大阪で開催されたチャボさんのイベント、
『ラジオ・スターの夜劇~冬の次は、春なのだ!~』
に行ってきました。
前半の約一時間半はDJタイムということで、
チャボさんが最近よく聴いている曲を
おもしろコメントを交えながら紹介してくれました。
ステージの上で実際にチャボさんがCDラジカセをかけてくれるのですが、
チャボさんの家に遊びに行って、
わいわいしながら聴かせてもらっているみたいな雰囲気があって楽しかったです。
そしてそれから15分程度の休憩を挟んでライブです。
イベントでのライブコーナーなので、
本来のチャボさんのライブに比べると、
時間も短くてダイジェストのような感じなのかなと思っていたのですが、
全くそんなことはなく、
約二時間半に及ぶ、白熱の、狂乱の、怒涛のライブでした。
古井戸時代の曲、
ビートルズやエルトン・ジョン(!)などのカバー、
ポエトリー・リーディング……、
至福の二時間半でした。
チャボさんの体内には真空管アンプが内蔵されているんじゃないかと思うぐらい
ボーカルに迫力があり、
ギターは変幻自在で、
MCはとても優しくて面白いのに
いったん演奏を始めるとあっという間にカッコよさの極致に達し、
魔法にかかったみたいな夜でした。
ポール・アンカ、フランク・シナトラで有名な『My Way』が演奏されたのですが、
これはオリジナルではなく、
セックス・ピストルズのシド・ヴィシャスのヴァージョンを踏襲したもので、
初めて聴いたのですが圧倒されました。
これぞロックスター、チャボ!
といった感じでした。
会場に行く前にちょっと時間があったので書店に寄って、
最近のチャボさんのインタビュー記事が載っている雑誌を立ち読みしたのですが、
ちょうどこの曲に関するエピソードが語られていて
聴いてみたいなあと思っていたところだったのです。
こんなチャボさんを観たのは久しぶりでした。
「ガルシアの風」と「SOSが鳴ってる」がポエトリー・リーディングされたのは
少なからずびっくりしましたが、
唄が根本にあって、それをどう演奏するか、表現するか、
ということは、またちょっと別のことなのかなという気がしました。
味わい方に工夫が施されても唄のエッセンスは変わらない、
といった感じです。
唄のエッセンスを変えずにあそこまで装いを新たにすることができるのは、
ものすごい表現力です。
その他にも今回のライブを企画した人たちからのリクエストを5曲、
さわりの部分だけ演奏してくれたのですが、
その中で「GLORY DAY」だけは、
少し気持ちの込め方が他の4曲とは違っていたように感じました。
「輝け、俺のダイヤモンド!」
という、RC時代のあの曲です。
でも昨日のライブは本当に、
何がどう良かったとかいうことではなく、
全てが圧倒的だったのです。
言葉を失うぐらい素晴らしかったんです。
伝えきれないことがとてももどかしいです。
「救いの神様、それはミュージック!」
という言葉に込めた思いも、
少し分かったような気がしました。
イベントだろうが何だろうが、
ステージに立ったなら最高の演奏を見せてくれるのは、
音楽への強い思いがあるからこそだと思います。
長いアンコールも終わり、
チャボさんが観客席に向かって深くお辞儀をしている間、
自然とみんな立ち上がって拍手を送っていました。
ようやく頭を上げたチャボさんがそれに気づいて
びっくりしたような表情をしていましたが、
客としてはどれだけお礼を言っても言い切れないぐらい、
たくさんのものを受け取った夜でした。
チャボさん、ありがとう! 本当にありがとうございました!
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